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EPS開発機構

EPS工法

03-5337-4063

 

 

 

 EPS工法(発泡スチロール土木工法)とは、EPSの大型ブロックを盛土材料として積み重ね、一体化していくものでEPSの超軽量性、耐圧縮性、耐水性及び積み重ねた場合の自立性等の特長を有効に利用する新しい工法です。本工法は、軟弱地盤上や地すべり地の盛土、傾斜地拡幅盛土、構造物の背面盛土などの荷重軽減や土圧低減をはかる必要のあるところに適用できます。本工法の施工は大型建設機械を必要としないため、重要構造物への近接施工や周辺環境などへの配慮が緩和されます。さらに、地形の改変を極力少なくする事が可能なため、山間部での路線計画や土構造物の施工に際し、自然環境の保全に大きく貢献することができる工法です。また、良好な施工性と合わせて地盤処理や仮設工事あるいは完成後の維持管理作業が簡易化されるなど事業全体の工期や工費を低減できる数多くのメリットを持っています。

軽量性:EPSの密度は土砂の約1/100、他の軽量材と比較しても約1/10〜1/50の軽量材料です。軟弱地盤や地すべり地などの地盤強度の小さい所に荷重軽減対策として利用できる他に、軽量体としての取り扱い易さから、急速施工や嵩上げあるいは埋め戻し材としても活用できます。

圧縮性:EPSの許容圧縮強さは密度(種別)に応じて2〜14tf/m2の値を示し、盛土を始めとする様々な用途に対応できます。EPSの応力〜歪関係を見るとEPSは塑性領域に入っても一軸圧縮が卓越し、せん断破壊が発生しない事が特徴です。また、粘着力や内部摩擦角という概念はなく、耐圧縮材としてブロックを構築します。

自立性:EPSを直立に積み上げた場合、自立面が形成され、その上に荷重が作用しても側方への変形は極めて小さいことが分かっています。このため、構造物背面に設置して土圧を大幅に低減することができます。また、傾斜地の拡幅盛土等でも従来の抗土圧構造物が防護壁程度の簡易構築物で対応できることになります。

施工性:EPSは軽量体のため人力での設置や運搬が可能です。また、大型建設機械が進入できない狭隘な場所や急傾斜地、軟弱地盤などでの施工が容易に行なえることが特長です。また、EPSは現地の地形や施工条件にあわせた加工切断が容易であるとともに、全国を通して品質管理を満足した工場製品であることも大きなメリットです。

経済性:EPS工法を軟弱地盤上の盛土工事に適用した場合、軟弱地盤の深さに影響されずに盛土を構築できます。また、傾斜地の拡幅盛土では少ない用地で施工が可能で、擁壁等も簡素化されます。また、周辺環境対策や、大幅な工期の短縮、維持管理業務の簡易化など設計計算だけでは計上できない多くの経済効果を包含しております。

※EPS工法 設計・施工基準書(案)2002年5月版を制定