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日本S.P.C.工法研究会

SPCW工法
03-3831-8119

 


赤瀬地区防災工事 動画

村道入鴨線道路拡幅工事 動画

道路災害の復旧工事
(1)工 事 件 名: 関の沢1号線道路災害復旧
(2)施 工 場 所: 静岡県静岡市梅ケ島地内
(3)発  注   者: 静岡市役所
(4)工 事 期 間: 自平成14年2月〜至平成14年3月
(5)諸      言: 延長:L=28.0m  高さH=8.0m
ロックボルト:L=2.0m〜4.0m 67本
      (自穿孔ボルト φ28mm)
(6)地形地質状況: 安倍川の支川関の沢川右岸の急峻な斜面中腹にある市道・関の沢1号線は平成13年9月の集中豪雨により延長20m、高さ10mに亘り崩壊した。
基岩は黒色片岩であるが当該地区では風化が著しく節理・層理が発し、崩積土が堆積している箇所に市道が築造されている。

トンネル坑口斜面防災工事
(1)工 事 件 名: 国道445号上荒地トンネル坑口斜面防災工事
(2)施 工 場 所: 熊本県球磨郡五木村大字上荒地地内
(3)発  注   者: 熊本県球磨地域振興局
(4)工 事 期 間: 自平成11年9月〜至平成14年3月(4期)
(5)諸      言: 延長:L=83.0m 高さH=42m(5段)
永久アンカー: 26本(Td=536.4kN/本)
62本(Td=1270.6kN/本)
46本(Td=758.8kN/本)
(6)地形地質状況: 坑口斜面は、高さ100〜120m、傾斜60°以上と非常に急峻である。斜面上70〜80°の急崖が存在し、また深さ数m程度の岩盤崩落跡が多数あり、不安定な岩塊が残存している。
SPCW工法の用途と特徴
 SPCW工法は、気泡混合軽量材を利用した構造物の構築に当たり「狭い場所でも施工可能」な施工方法として開発したものである。
 SPCWパネル(プレキャストコンクリート化粧版)をPC鋼棒で連結・緊張するキャンティ方式を採用した自立部材で、その背面に軽量材を使用することにより、垂直壁または斜め壁の盛土構造物が容易に構築でき、他工法に比べ工期短縮と経済性に優れた工法である。
 SPCW工法は 平成12年3月に国土交通省の「新技術情報提供システム」(NETIS)に登録されパイロット事業として採用されている。
SPCW工法の用途
◎道路構築方式: 垂直、斜め壁盛土構造物として新設道路、道路拡幅(1.5車線的整備等)の構築
◎落石覆工方式: 落石防護対策工法、斜面崩壊防止工法、擁壁補強工法
SPCW工法の特徴
(1) SPCWは自立部材であり、直壁から1.5割勾配まで設置できる。
(2) 基礎底面の掘削幅は1m程度で施工可能なため、床掘・掘削を縮小化できる。
(3) 道路の全面交通止めの必要がなく、最小限の交通規制にて小型クレーン等により施工可能。
(4) 気泡混合軽量材(エアーミルク、エアーモルタル)を1日に高さ1m程度まで施工できる。
(5) 既設構造物は撤去する必要がなく、覆工で対処できる。
(6) 軽量材は比重の調整が可能(γ=6.3〜11.5kN/m3)で軟弱地盤及び河川等の水位が在る場合でも設置できる。
(7) 地山又は掘削面にせん断ボルトを打設するため、地山と一体化する。
(8) 道路構築方式ではSPCWを曲線化(反り返り)でき、張出し歩道も構築が可能。
(9) SPCWはグランドアンカーの受圧板として適用することが可能。
(10) 従来工法と比較して、施工性、経済性に優れている。
道路構築方式の基本標準断面
直壁施工の場合 曲壁施工の場合
覆工方式の基本標準断面
せん断ボルトを使用する場合 アンカーを使用する場合