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株式会社東邦アーステック

トーホーダイト

06-6313-1801

 

 

先進の技術で確かな信頼性と安全性を実現


 コンクリート構造物に発生するひびわれは、地震や振動により拡大し、漏水の原因になるとともに、鉄筋の腐蝕やコンクリートの中性化、しいては落下の原因になっています。したがってこうした事故を事前に防止するために適切な処置を講じる必要があります。
 当社ではこれらの問題を解決するために、エポキシ樹脂トーホーダイト注入接着剤を開発し、ひびわれ補修や外壁のモルタル・タイル等の浮陸注入に用い、コンクリート構造物の耐久性を増すとともに安全の確保に大きな効果を発揮しています。
 
■高欄補強工法
   経年とともに、コンクリート製の高欄はひびわれ、中性化、鉄筋腐食などの劣化がおこり、構造上不安な状態となりえます。その保全対策に用いられるのが高欄補強工法です。コンクリート製高欄の両側面に補強鋼板を架設して貫通ボルトで固定します。そして、鋼板の周囲・ボルト廻りをシール剤でシーリング、さらに、鋼板とコンクリート面の間隙に低粘度エポキシ樹脂を注入します。エポキシ樹脂の特性である優れた接着力と耐久性を利用して鋼板とコンクリートを合成一体化させることによって、高欄のコンクリート剥落を防止するとともに、構造的な補強効果が期待できる工法です。
 
■コンクリート表面保護塗装工法
   橋梁・高架橋の張出し床版の側面および上ウラ部分は、酸性雨水や車の排気ガスの影響により、損害をこうむります。そうした箇所の補修のために行なわれるのが、コンクリート表面保護塗装工法です。まず、損傷を受けた欠損断面をポリマーセメントで修復、その後、エポキシ樹脂塗布剤とガラスクロスを併用して表面にライニングを行ない、さらに耐候性のよいポリウレタン塗料によって表面を仕上げます。エポキシ樹脂の優れた接着力と防水性、そしてポリウレタン樹脂の耐候性を生かして、構造体の劣化防止、補修・補強に絶大な効果を発揮します。
 
■モルタル・タイルの浮陸注入工法
   コンクリート建築物の外壁仕上材が剥離した場合、放置しておくとひびわれが発生し、特に寒冷地では雨水が進入し凍結による仕上材の落下の原因になります。これらを防止するためには、浮陸部の早期発見(調査)と補修が必要です。補修は、エポキシ樹脂トーホーダイトCP471を用い、浮陸部に全面又は点付工法・ピンニング工法によって接着固定させ安全性を確保するものです。
 
■ひびわれ注入工法
   本工法は、コンクリート床版・外壁・梁・柱等に発生したひびわれにエポキシ樹脂トーホーダイトCP30を注入し、コンクリートの一体化をはかると同時に、鉄筋の腐蝕防止・コンクリートの中性化防止に役立ちます。
 
■ひびわれ注入工法(床版上面より施工)
   コンクリート床版面に発生したひびわれは、放置するとホコリの発生原因や漏水の原因等になります。この補修方法として、エポキシ樹脂トーホーダイトCP471・CP30を用い床版の安全性を確保する工法です。
 
■鉄筋貼付工法
   コンクリート床版面に発生したひび、われは、放置しておくと将来中性化の進行と、鉄筋に錆を発生させ、振動障害などの原因になります。この補修方法として鉄筋をトーホーダイトCP472・S930で接着させ、ひびわれの進行を防止するとともに、床版の安全性を確保する工法です。