・ガードレール基礎とL型擁壁が一体化しているから!
・ガードレール基礎部分の天端が連続しているため、
衝突した車を車道へ押し返してくれます!
(衝突荷重を考慮してあるから!)
従来工法に比べ、用地幅が狭くても対応可能!
通常のL型擁壁に現場打ちガードレール基礎を使って使用する場合は、 擁壁の壁から50cm以上離して施工しなければ構造上問題があります。
その点、Gr・L型擁壁は、擁壁にガードレール基礎がついているため、その分の用地幅が少なくて済みます!!
工法比較
項目 |
1. L型擁壁+土中設置 |
2. L型擁壁+独立型車両用防護柵基礎 |
3. Gr・L型擁壁 |
工法概要 |
衝突加重に抵抗するのに必要な土量を確保するため、L型擁壁のたて壁背面から1.0m程度離して車両用防護柵支柱を設置する。 |
L型擁壁の背面に、独立車両用防護柵基礎を設け、その独立型車両用防護柵基礎に車両用防護柵支柱を設置する。 |
車両用防護柵支柱を直接「Gr・L型擁壁」に設置する。 |
車両用防護柵支柱の定着深さ |
B種:1.5m
C種:1.4m |
B種:0.4m
C種:0.4m |
B種:0.4m
C種:0.4m |
L型擁壁の
施工可能高さ |
支柱の定着深さ(1.5mまたは1.4m)未満は施工不可能 |
独立型車両用防護柵基礎の高さより大きいサイズで施工可能 |
500〜3000mmのサイズで施工可能 |
車両用防護柵支柱の設置スパン |
4m |
2m |
2m |
車両用防護柵支柱の設置方法 |
機械施工 |
人力施工 |
人力施工 |
L型擁壁前面から車両用防護柵支柱中心までの面積 |
延長10m当たり 10.8m2 |
延長10m当たり 2.6m2 |
延長10m当たり 1.7m2 |
工期 |
短い |
工法 1、2より長い |
工法1と同様 |
補強土壁天端のガードレール基礎として使用できます!
補強土壁の天端にガードレールを設置する場合も、上記と同じように、天端から50cm以上離して現場打ちの基礎を使用します。
ガードレールが擁壁の内側に入って来ると、道路の外測線も内側に入り込みます。
そのため、道路幅員を確保するためには、これらすべての寸法をすべて足して擁壁の設置位置を決めなければなりません。
しかし、Gr・L型擁壁は補強土壁擁壁の天端に合わせて敷設が可能です。
ガードレールが擁壁の端に設置出来るので、必要以上に外側へ擁壁を設置する必要が無く、用地が有効に利用できます。
山間部の道路勾配・カーブがきつい道路の拡幅に!
カーブ対応、勾配施工が可能な構造となっています。
r≧90以上の場合
基本型のみを用い、前面を開いて施工する。 |
90>r≧40の場合
基本型とカーブ用を交互に用いて施工する。 |
|
|
40>r≧20の場合
カーブ用のみを用い、控えを開いて施工する。 |
20>r≧15の場合
カーブ用のみを用い、前面を開いて施工する。 |
|
※隙間のあいた部分は、コンクリートで目詰めを行ってください。 |
他にもこんな場所・場合にも適しています!
ガードレールを設置してある場所の災害復旧には、ガードレール基礎付きL型擁壁なので、重力式擁壁と比較して、安価で早期復旧が出来る!
擁壁天端がフラットで、脱輪を防ぎ、安全を確保できる!
さらに!!
H=500から組み合わせタイプH=5000まで幅広い対応が可能!
施工実績は豊富で、価格は物価版に掲載されている!
適正な在庫を確保しており、お客さまの納期に満足させることが出来る!
プレキャスト製品なので品質は保証!
標準L型擁壁に衝突荷重考慮したガードレールを設置すると、擁壁とガードレールの設置間距離は十分取る必要があり、コストアップとなる!
現場打ちのガードレール基礎に比べ、大幅に工期短縮出来、経済的で、施工が早い!
Gr・L型擁壁はガードレール基礎付きL型擁壁!!
Gr・L型擁壁で、歩行者だけでなく、ドライバーにも
安全安心な道路空間をお約束します。