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植栽コンクリート工業会

植栽コンクリート

03-5214-1631

 

1.法枠中詰めブロック

1.1 特長
1.2 形状寸法図
1.3 物理的特性
1.4 施工模式図
1.5 標準施工平面図・断面図
1.6 施工手順
1.7 施工歩掛表


断面模式図

1.1 特長


潤いあふれる空間
 
宅地造成や道路開発によって発生した法面に豊かな緑を育み、潤いあふれる空間を創造します。

工期の短縮
 
種子と肥料をブロック内に一体化、のり枠内に設置するだけで施工が完了します。

法面の安定
 
堅固なコンクリートブロック製の法面保護資材が厳しい環境変化から法面をガッチリ守ります。

簡単なメンテナンス
 
保水性に優れています。また、あらかじめ緩効性肥料が入っていますので長期間緑を維持します。

優れた環境適応性
 
寒地型、暖地型の芝を適度に配合しているため地域や季節に大きな影響を受けずに使用できます。

安定した品質
 
十分に品質管理の行き届いた工場で生産した、高品質の製品を供給します。

 

1.2 形状寸法図


 植栽コンクリート(のり枠中詰めタイプ)は下図のような形状寸法になっています。
なお、規格外の製品につきましてはご相談下さい。但し、ポーラスコンクリートの性質上平板に限ります。

(単位:mm)

 

1.3 物理的特性


1.


基盤ブロックの強度

圧縮:10N/mm
2(100kgf/cm2)以上
注)
JISA1107
(コンクリートからのコア及びはりの切り取り方法並びに強度試験方法)
JISA1108
(コンクリートの圧縮強度試験方法に準拠)
2. 植栽コンクリートの参考質量
参考質量:22.0kg/個
3. 基盤ブロックの参考空隙率
 空隙率:30%
注)基盤ブロックとは、植生基材、種子及び肥料を充填する前の植栽コンクリートのことをいう。

 

1.4 施工模式図

語句説明

植生基材: コンクリートから溶出されるアルカリ成分を緩衝する作用を有するため、pHや塩類濃度の上昇を植物が生育できる範囲に抑えます。
不 織 布: あらかじめ植栽コンクリートの底面に貼付してあり、水分拡散、吸い出し防止の機能を持っています。
培養土層: 植生を維持するには、安定的な水分や養分の供給が必要となります。植栽コンクリートには、あらかじめ緩効性肥料が配合されていますが保持できる量は限られますので、保水性に優れた土に緩効性肥料を配合した培養土層を植栽コンクリートの下に設けることにより良好な植生がより長期間維持できます。

 

1.5 標準施工平面図


(単位:mm)

 

標準施工断面図

 

1.6 施工手順

 

1.7 施工歩掛表


 
既設法面改修では、この他に草刈り作業が必要な場合があります。また、法面の勾配や、法長等の条件によっては、仮設工事、人工の割り増し、機械の変更が必要な場合があります。

(100m2当り)
 

項 目

数 量

単 位

備 考

植栽コンクリート

400

4個/m2使い
(400×400×80mm品)

培 養 土

4.8

m3

ロス2割含

世 話 役

1.2

 

ブロック積み工

4.4

 

普通作業員

15.6

 

諸 経 費

9.0

労務費に対する比
目地モルタル含0.66m
3

トラッククレーン運転

2.0

油圧式5t吊り

注)既設のり枠使用の場合の中詰め工のみ

 

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